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リンクだらけのホームページはみっともない

もともとWebページやブログにはそのサイト独自の情報があるべきです。そのサイトでしか得られないユニークな情報、もしくはそのサイトならではの物事の捉え方などがなければ、一度ユーザーが訪れたとしてもすぐに離脱してしまいます。離脱してしまったユーザーはなかなか戻ってくるものではありません。それは、そのサイトが「つまらない」から去ってしまったからです。Webサイトやブログに必要なのは「オリジナリティ」です。オリジナリティのないサイトにはだれも集まりませんし、オリジナリティのないサイトではユーザーにアクションを起こしてもらうことは不可能といっていいでしょう。
もともと、ホームページやブログでは滞在時間を長くしたり、少しでも離脱する人を減らすようなチューニングを施します。アフィリエイトの取り組みはそれに逆行するものであることはまちがいありません。アフィリエイトでは最終的にアクションを起こしてもらうことが目的になっていて、そのアクションは外部サイトでなければ取れないものです。そもそも離脱してもらうことを大前提にしています。そのため、一般的なホームページ解析ではそのチューニングの成果が見えづらく、最終的な成果だけが見えることになります。その成果が期待するラインに達しなかった場合、ページが悪いのか取り扱う商材が悪いのか、迷ってしまうのです。そこで陥るのがアフィリエイトリンクの乱発です。単純にリンクを増やせば成果が上がるのではないかという安直な考えの元、次々とアフィリエイトのキャンペーンと提携してリンクを乱発するということです。
「成果がでない」ということにはいくつかの原因が考えられます。まずは「Webサイトやブログ自体が見づらい」ということ。これは根本的な問題で、「アクションを狙う」という点において逸れているだけではなく、そもそも閲覧してくれている人を不快にさせている可能性が高いのです。これではいくらキャンペーンを増やしても無駄になります。この点が自覚できていないWebマスターの方は、まず基本的なホームページの構成やデザインを見直すようにしましょう。次にある理由としては、「対象ユーザーを決めきれていない」ということです。Webサイトやブログのテーマと言っても良いでしょう。とにかく幅を広げすぎてしまったため、すべてにおいて中途半端になっているのです。訪問した人が「何のサイトかわからない」という状態になっていると思われ、「胡散臭い」のです。
さらに考えられるのは、「管理人の情報が皆無」ということです。これは案外盲点なのですが、企業のWebサイトと違ってアフィリエイトサイトは「どんな人が書いているのか」ということが結構気になります。成果を狙うあまり、人間味のないサイトになってしまっているということはないでしょうか。インターネットでの購買の成否を分けるのは、「情報量と信頼性」です。いくらそれなりの記事を書いたとしても、信頼性に乏しければ効果は見込めないのです。ユーザーに信頼してもらうためには、「発信者」の素性をある程度明かした方がいいです。例え専門家でなくても、少しのプロフィールや記事の中に見える人間性が、親近感を呼ぶのです。その少しの手間が決め手となることは多々あります。アフィリエイトは企業公式の広告ではないのですから、主観や少し違った目線で捉えていてもなんらおかしくはありません。むしろ、ユーザーはスペックではなく、他の消費者の目線で違う情報が欲しいのです。ここを履き違えてはいけません。アフィリエイトのリンクを増やす前に、できることがこんなにも沢山あるのです。

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