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バナーを貼るアフィリエイト

アフィリエイトの各商材、各キャンペーンには、必ずといっていいほど「バナー」が用意されているものです。例外として、大規模な通信販売サイトで商品を選べるタイプのキャンペーンでは、この限りではありません。巨大ECサイトのアフィリエイトでは、自分で商品を選ぶとその販売ページに落とし込むためのリンクタグが自動で出力されるものなどがあります。ここでいうバナーとは、広告主側が用意したその商材を象徴するようなクリエイティブです。「購入」や「成約」が成果点となっているキャンペーンにも必ずといっていいほど用意されています。それらのバナーを、画像として保存するのではなく、「タグ」単位でWebページやブログに設置すると、それだけでアフィリエイトが開始できるというわけです。
ブログではなくWebページの場合はそのバナーは使いやすいものですが、少し考えたいのは自分がそのような「バナー」を普段クリックするかどうかということです。「バナー=広告」というイメージはすでに日本のインターネットユーザーの常識として植え付けられてしまったイメージです。そしてインターネットの広告やだましリンクと聞いて連想するのは「課金されるのではないか」というイメージです。バナーを用いた広告やだましサイトへの誘因は、インターネットが普及し始めた十数年前からもはや当たり前のものとなっています。大規模ポータルサイトや広告ネットワークが販売する広告メニューの中でも最も多いものがバナー枠です。「バナー」という言葉が一般化している通り、誰もがそれらのクリエティブを広告だと認識し、少し後ろ暗いものを感じずにはいられないのです。そのようなこともあってか、実は今インターネット広告業界では「バナー」広告はほとんど売れません。様々なニュースサイト、様々な情報サイトがこぞってページビューなどを武器にバナー広告枠を販売しているのですが、それがなかなか売れないのです。
そのような状況で、自分のアフィリエイトのために「バナー」を活用するのはどうなのでしょうか。これは上手に使わなければ逆効果です。サイトのイメージからかけ離れたようなデザインのものや、やたらと派手で浮いてしまうようなもの、そして無駄に大きいものなど、広告主が提供しているバナーにも「おかしい」ものは沢山あります。自然な流れで巧く使用できれば問題ないのですが、唐突なバナーの出現はかえって反応率を下げる結果となってしまいます。くれぐれも、提供されているバナーの利用は慎重に行いましょう。自分のサイトを離れ、先方のサイトで所定のアクションをとってもらうことが最終目的です。どれだけコンテンツがよくても、肝心の先方サイトへの遷移がスムーズに行われなければ、なかなか報酬を得られることは少ないのです。サイトのデザインやブログのトーンによっては、バナーではなく、テキストリンクを用いるなどした工夫が必要でしょう。管理サイト、ブログのWebマスターは自分自身ですから、一定のボーダーラインやルールを整えるなどして、バナーに惑わされないようにしたいものです。広告主側はそのようなことまでは考えていません。ただバナーを揃えているだけなのです。

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